星屑リブレリーア

アマチュア作家。電子書籍を出すという趣旨の本を出したい。

孤島のサバイバルホラー、開幕

サバイバルというには幼すぎ、
ホラーというには歪すぎる。
『極地恋愛』は、そういう作品だ。

タイトルはダブルミーニング

極地での恋愛、つまりサバイバルしながらイチャイチャする作品なのかと思ったらとんでもなかった。イチャイチャ要素は控えめだ。主人公が冷静なだけあって、描写が抑えれている。グロ描写は多い。普通に登場人物たちが死ぬ。

前半はサバイバルだが……

徐々に雲行きがあやしくなってくる。主人公たちは殺人鬼から逃げ延び、孤島から生還できるのだろうかとハラハラドキドキしつつ読み進め、衝撃の結末に頭を抱えた。なんてこった!

十六話から急転直下、もうやめて!

その前の十五話もなかなかキツイのだが、十六話からの展開に比べたらまだ可愛い。うそ、ごめん、まだ納得しきれてない。本当にどうにもならなかったのか、と神の采配を呪わずにはいられない。あんまりだよ、こんなの!でも好き!

ひたすらに心を揺さぶられる

どちらかというと、マイナス方向にな!
ややチート、信用できない語り手、カタルシスというにはドス黒い感情の発露……。この作品は冷めたステーキの脂身のように固く、重い。噛むのも一苦労だ。もうやめてくれと祈りながら画面をスクロールする指を動かさずにはいられない。たとえ祈りが届かない極地だとしても――。