星屑リブレリーア

アマチュア作家。電子書籍を出すという趣旨の本を出したい。

悪意の拡散 罰すべき罪は

リツイートすることは罪なのか?

もちろん、そんなことはない。リツイートしたいツイートがデマや法律に反していなければだが。SNSにおける拡散行為――リツイートやシェア――に関する裁判で興味深い判決が出ていたと知ったので、読んでみた。 クリックすると判決文をダウンロード!

栗原氏が該当記事を書いた時点では少し勘違いされていたようだ。教授ですら勘違いしてしまうほど、この事例は複雑な事情が絡み合っている。しかし突き詰めると主張は三つだ。

  1. 無断転載してプロフィール画像にしたりツイートしたアカウント(以下甲、乙)が著作権侵害してる!
  2. 甲や乙のツイートをリツイートして拡散した人たち(以下丙)も著作権侵害に加担してる!
  3. インラインリンクは画像をトリミングしてるから著作権侵害!!

甲と乙が一番悪い←わかる

これは明確に著作権違反している。よって同情の余地はない。憲法は絶対なのだ〜。

丙も悪い!!←うーん……

デマを拡散する人は白い目で見られる。信頼できるソースかどうか見極めなかったのは、怠慢であっても罪にはならないと思うのだが……。

インラインリンクは悪!←は?

まさかの主張である。 まず「無断転載した甲や乙のツイートをリツイート」することにより著作権侵害に加担した。なにより「トリミングにより改変されている」ため同一性保持権をも侵害しているという主張だ。ユーザーがツイッターに喧嘩を売っている……。というか、それならなぜトリミングが前提のツイッターを利用しているのだろうか。イラストをそのまま表示ということになると、無断転載の有無に関わらず表示される側の負担が大変なものになるのだが……。

インターネットの在り方

インラインリンクを伴う拡散行為とどう付き合っていくのか、答えはまだ出ない。これからは「作者本人のツイートを『始めまして。とても素敵な作品ですね。みんなに知らせたいのでリツイートしてよろしいでしょうか』と連絡し、許可を頂いから厳かにリツイートする」時代になるのかもしれない。オラこんなSNSやだ。
リツイートの仕様は知っているだろうから、ツイートした時点で――もっと言えばアカウント作成の時点で――「リツイートされることに同意した」と見做してもらいたいものだ。