星屑リブレリーア

アマチュア作家。電子書籍を出すという趣旨の本を出したい。

青春バンザイ!ただし秋!

一九九九年十一月三十日。 ノストラダムスの予言、ではなく「アニマル・スイッチ」の発売日ですね。私の誕生日でもあります。発売当日に本屋で運命的な出会いを――なんて、そんなロマンスはなかったんですけどね。懐かしさと切なさとともに読み進め駆け抜けました。

*** とにかく甘酸っぱい 当時の私は飛んだり走ったり小説のようなモノを書いたり、とにかく忙しい中学生でした。受けとか攻めとかは小学生のころに履修済みなんですよ。「ジャンプのアンソロジーだ〜!買っちゃおう!」と手に取った本が二次創作のBL――それもエロ方面に特化した――だったため、おむすびのようにコロコロと坂道を転げ落ちていきましたね。
で、まあ小学生とか中学生にとって高校生ってめちゃくちゃ大人に見えるんですよ。電車やバスで遠い高校に通い、難しい勉強をたくさんする――とっても大人っぽいですよねぇ。

それだけでもときめくのに、世間に理解されづらい「同性を好きになる」「友達から恋人へ」「カフェでコーヒーを飲む」とか、もう買わなきゃ損ってもんでした。

*** 流れた月日に思いを馳せる 幼馴染と積み重ねてきた時間って尊いですね〜。私もこの本とは長い付き合いです。同じだと思っていたのに、変化に気づいたら、もうそればっかり気になってしまいますよね。そう、例えば「一人称だと思っていたら場面転換で別のキャラに視点が移る」とか……。

私が「一人称もしくは三人称(心の声は書かないストイック派)」な書き手なので、どうしてもモニュモニュしちゃいますね。これはアマチュア作家の宿命と割り切るしかないです。人称とかろくに知らなかったころは面白い!すごい!って純粋に楽しめたんですよ。新たな一面を発見して戸惑う感情に名前をつけるなら、恋ですかね……。

*** 完全に親戚の伯父伯母目線 恋をしたといっても、気持ちはただの応援団員です。初めての感情に戸惑い、すれ違い、それでも二人は並んで歩いていく……。ああ〜青春〜。今はただ「おめでとう!幸せになれよ!」と笑顔で紙吹雪をたくさんばらまいてあげたい。
まだ高校生じゃない、現役高校生、そして高校生だった全ての腐女子と「アニマル・スイッチ」が良縁を結べますように。